学校全体で「アクティブラーニング」をはじめ2年目。教育実践も蓄積し、皆さんと共有、議論し、より深めることができたらと旭川藤では考えています。
そこで7月18日(土)に、「アクティブラーニング」をテーマにした、「藤の学び改革」入門講座(旧学校見学会)を本校で行います。
詳細はこちらです。お気軽にご参加ください!

本日(2015年3月16日)に、本校が今年度より始めている「藤の学び改革」の授業公開を行いました。
また、本校教諭による授業公開の後には、小林昭文先生による「アクティブラーニング模擬授業(物理)」を行っていただきました。
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まずは、本校教諭による公開授業です。
【英語】「コミュニケーション英語Ⅱ」2年ULコース (授業者)松橋晃輔
(テーマ)英語の発進力向上に関わるICT機器などの役割発信力をつけるために
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生徒個々のレベルに合わせた語彙の定着や、考えを新鮮なうちに発信するためのアプリをどのように使うかを提案させていただきました。
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【国語】「国語総合」1年特進コース (授業者)柳生裕美
(テーマ)敬語 ~古文における敬語の種類と敬意の方向~
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Preziを活用した敬語の学習は面白かったです。DSC_0016.jpg

【数学】「数学B」2年特進コース (授業者)吉田芝穂
(テーマ)空間座標とベクトル「一直線にある3点」DSC_0016.jpg

続いて、小林昭文先生(産業能率大学教授)による物理の公開授業です。実際のアクテイブラーニング型授業を見る貴重な機会を得ることが出来ました。
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最後は小林先生による講義、授業者を傷つけない振り返り方法の解説、質疑応答がありました。
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多忙な時期での開催となりましたが、121名もの方々に参加していただきました。ありがとうございました。

10月25日(土)に、小林昭文先生を本校へお招きし、アクティブ・ラーニング研修会を行いました。

小林先生は、産業能率大学経営学部教授・河合塾教育研究開発機構研究員として全国を飛び回り、アクティブ・ラーニング型授業の紹介、普及に努められ ています。小林先生は以前、埼玉県立越ヶ谷高等学校に勤務されており、6年間にわたり、物理の授業でアクティブ・ラーニングを実践されていま した。高校教諭としての実際の体験をもとにされていますので、参加した教員の心に響く貴重なお話をうかがうことができた研修会となりました。

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午前の部ではアクティブ・ラーニング型の授業を実際に体験させていただきました。

これは進学校で行われていた物理の授業で、新知識習得が目的として位置づけられています。配布されたプリントには、実際の物理の計算問題が数問書かれており、グループでの学び合いをとおして最後に行われる確認テストで、全員100点満点を取得することが目標です。

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何分か経ったところで、学び合いがはじまります。物理の問題を解くのは高校生以来だという教員がほとんど。数十年ぶりに学生に戻った気持ちで体験することができました。一方、理科、数学科の教師は、友達に教えるように、一言ひとこと説明を考えて、丁寧にフォローにまわります。

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「グループで協力できていますか?」という小林先生の声で、一気に学び合いは活性化。思わず身を乗り出してしまいます。

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校長先生にも参加していただきました。確認テストに真剣に取り組まれておられます。

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終了後は「振り返り」を行いました。実際にアクティブ・ラーニング型授業を体験してみて、生徒として感じたことをグループで共有します。

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午後の部では、アクティブ・ラーニングの理論的なお話を伺いました。

従来の近代型教授法の傾向、そして知識基盤社会となった現代社会に求められている人材像、なぜアクティブ・ラーニングのような教授法がこれからの時代に必要なのかということについて、理論的に他者に説明できるようになることができました。

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午後の部でもグループでディスカッションする時間を設定していただき、それぞれの考えや疑問点をぶつけ合いました。ひとつの教授法を中心にし、議論するという機会は本当に貴重なものとなりました。

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藤高の教員たちは、直接第一人者の小林先生から学んだことで、アクティブ・ラーニング理論を用いて「安心・安全な学びの場」を創造し、ひとりひとりの生徒たちの持っている力をより大きく伸ばそうと決意しました。

[小林昭文先生 ~ 授業研究AL&AL(小林先生のHatena::Diary)より)]

産業能率大学経営学部教授
河合塾教育研究開発機構研究員
日本教育大学院大学講師
河合塾コスモ名古屋講師
日本アクションラーニング協会認定シニアコーチ
元埼玉県立越ヶ谷高校教諭

アクティブ・ラーニングとは、「能動的な学習」のことで、教師が一方的に教えるのではなく、学習者が能動的に学ぶ活動を取り入れた授業形態のことを言います。
藤高では今年度からこの考え方の学習活動を、各スタディタイム(授業)に取り入れました。

今後、このBLOGでは、各教員のアクティブ・ラーニング(高次のアクティブ・ラーニングと一般的なアクティブ・ラーニングの両方ともです。)の実践・工夫・挑戦など、数多く紹介していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。