学校長挨拶

変わらぬ藤学園の教育の本質

校長 水野 清哉

 今年度から校長として、25年ぶりに、旭川の地、古巣である本校に戻って参りました。宜しくお願い致します。

 学校法人藤学園は、キリスト教の愛の精神に基づいた教育を行うことを目的としたミッションスクールです。その中でも本校は、学園の生みの親、聖女と慕われたシスター・クサベラ・レーメ(初代校長)先生が60歳を過ぎて、丹精込めて築いた学校なのです。創立者の建学の精神を受け継ぎ生徒たちに一人ひとりに、あなたも神さまに愛された尊くかけがえのない存在であることを伝え、各々が、神から与えられた咲くべき花を咲かせる存在として成長するよう教え支援する伝統を受け継いで、今日に至っています。

 現在、大きな時代の変革の流れに沿って、本校においてもさまざまな学校改革がなされています。しかし、旭川藤女子高等学校の教育の神髄は変わりません。

 「神よ、変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両者を見分ける英知をお与えください」(ラインホールト・ニーバー)

 この言葉を祈りとし、伝統に根ざしつつも新たな時代の要請に応えたいと思います。

 人が生きるには意味があり、そして価値があります。全ての生徒に「あなたの存在こそが大切である」ということを示し、「あなたの存在が大切にされているように、あなたの隣人を大切にしなさい」という聖書のメッセージを、これからもしっかりと伝えたいと思います。

ひとりひとりの 咲くべき花を咲かせよう

~うつくしく・やさしく・しなやかに~(藤学園のキャッチフレーズ)

 将来生徒たちが、藤の花のように品位のある美しい自らの花を、勇気をもって凛と咲かせることができますように。藤の葉が夏の太陽の日差しを柔らかく包み込むように、聖母マリアに倣って慈悲深い女性となれますように。藤の細いツルが粘り強くしなやかに厳しい風雪に耐えるように、逞しく人生の荒波を生き抜いてゆく女性となれることを心から願っています。

 人生の土台づくりである人格形成の3年間。この貴重な日々を、旭川藤で過ごしてみませんか。